2015年2月18日水曜日

JUMAもうひとつのシリアルポート

JUMA製LF/MFトランスミッタTX-136/500用のファームウエア改造中でGPSによる時刻同期とGL自動計算を目指していますが、本体とGPSの接続にオリジナルのシリアルポートを使うのではなくdsPICの遊んでいるポートを使ってシリアルポートを塞がないようにできないか検討していました。

ふとコントロール部の回路図を見ると、TTL-RS232CレベルコンバータICの付近にJ1というヘッダが立てられており、その横に「UART2」という文字が。


ソースコードや同じコントロールボードを採用している他機種をみてもこのヘッダ使われていない様子。


デバッグ用に残しているのか詳しくはわかりませんが、これはGPS専用ポートとして使えそうです。

もともとのUART用コードを流用してオリジナルのシリアルポートと共存できるのならば本体にGPSを内蔵してピンをつなげるだけでスマートに収まる予感がします(笑)。

とりあえずはUART2用のコードを整えてテストしていきたいと思います。それが済んだら機能追加のプログラムを書いていきます。

先日アップロードした改造ファームウエアを早速JH1GVY森岡OMが2台目のTX-500に書き込んで試していただきました。詳細報告もいただきまして、さし当たって修正そのほか書き直してスナップショットとしてコンパイルしてみました。

JUMAお持ちのかたこちらにアップロードしていますので、試用してみてください。TX-136/500共通で、オリジナルLCD、OLED(Winster社製)両方に適用OKです。

2 件のコメント:

  1. GPS受信ユニットを使う場合、
    TX136/500にGPS受信ユニットを内蔵すると、室内では受信が良好では無い場合があるので、その対応を考える必要が有りそうです。
    外部にGPS受信ユニットを接続する場合には、別途の電源の確保が要らない様に出来れば便利ですね。

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    1. GVYさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

      そうですね。送信機内部はシールドされているのでアンテナ内蔵のユニットですと内部に納めると確かに受信しにくくなりそうです。

      ケースの天井のふたの部分にGPSアンテナ部分の大きさの穴を開けてみるなど考えてみましたが、いまのところアンテナ部分をモジュールから分離してケースの外側に貼り付けるのが良さそうかなと思っています。

      また外部ユニットならば、USB-シリアル変換モジュールでUSB端子をケースに増設してUSBタイプのGPSユニットをそのままつなげるとFBかなと妄想しています。

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