2016年1月27日水曜日

新年最初の移動予定

みなさん、あけまs(遅過ぎ以下略

毎年恒例になった関西イベント遠征ですが、今月31日早速関西ハムシンポジウムが開催されます。例によっていつもお世話になっている『リトルガンくらぶ』も出展することになりました。

ポスターで参加しますっ><
そこで前日の午前中に移動して136kHz運用して1泊し、翌日関西ハムシンポに参加してキーヤーキットを頒布しようと計画しておりましたが、残念なことに31日予定が入ってしまい宿泊と31日の参加をキャンセルしました。

ただ前日30日の移動はなんとかやりたいと思っています。

一昨年の運用では西宮市からQRSS30で1エリアまでしっかり届きました。

今回は当時TX-136では出せなかったWSPRやDFCWが送信可能になったことと、アンテナまわりの改良が進んだ(ローディングコイルの低損失化、絶縁型インピーダンストランスの改良、傘エレメントの設置法改良など)ことから多モードでの送信とCWでの遠距離交信にチャレンジする予定です。

いままでの136kHzでの先人たちの遠距離交信(JD1など)達成の時間帯を振り返り、午前8時から9時の間はCWを中心に送信を行い、そのほかはWSPR2(15)やDFCWを織り交ぜながら昼過ぎまで運用し、撤収後そのまま帰宅するというスケジュールを考えています。

昨年は475.5kHz免許がおり始めしばしばそちらに注目が集まるようになったからか、後半136kHzは全体になんだかトーンが下がってしまったように思えます。ただでさえ少ない運用局数なのに寂しい気がします。

そんなわけで寒い時期ではありますが、アクシデントなければがんばって運用するので信号が聞こえていましたらQSOもしくは受信レポート送ってください。

あ、Keyer Mini-V2 Revison2キット頒布は今回見送りになってしまいますが、今度は来月14日の千葉ハムの集いで頒布します。他にも頒布するものがあるらしいので(謎)日程が近づいたらこのブログで告知します。

おたのしみに(笑)

2015年12月31日木曜日

3度(年)目の正直と2015年最後の日

あれよあれよという間にもう2015年大晦日ですね。

第30回オール千葉コンテストの結果がつい先日発表されました。136kHzデビューで思い入れのあるコンテスト3回目にしてやっと1位になることができました。県内局はおそらく当局入れて2局しか参加されなかったようで、なんとなくタナボタ感がしますがうれしいものですね。

次回は某社団局で免許をおろして参加という話もありますがどうなることやら、どんな形にしろ参加は続けていきたいと思っています。

今年も他に色々とありました。

475.5kHz帯免許がおり始めましたが、最初に免許されたときから半年遅れてようやく当局も免許をおろしました。まだCWでは1局しか交信出来ていませんが、送信アンテナの条件があまりよくない可能性があり、改良を検討中です(もちろんEIRP1W制限内で)。

また、1回きりですがハワイの実験局のWSPR2信号をPA0RDT mini-whipでデコードできたことです。コンディションに左右されるのは当然ですが、常にデコードできている局と比べて何が違うのか、何を改善させるか考えさせらました。

136kHzでは、新ローディングコイルでの運用を開始したことです。旧コイルでは気がつきませんでしたが、海や湖など面積の広い水にアースをつけるとアンテナ入力抵抗が下がるとともに共振周波数も下がります。また傘のエレメント(キャパシティハットに相当する)の設置も工夫で初期のころよりもしやすくなり、運用可能場所も多少広がると思われます。さらに車を使わない移動も今後やってみたいと思います。

あとはPIC関係ですが、キーヤーも現状のハードではほぼ完成形といっていいところまで出来上がりました。C言語にもだいぶ慣れて調子に乗ってJUMAの送信機のファームをいじったりしました。まだ詰めが足りないところですがそれは来年の課題にしましょう。

というわけで今年もあとわずかとなりました。

皆様良いお年をお迎えください。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

2015年12月8日火曜日

475.5kHz WSPR2 DX初受信

現在の475.5kHz帯を自宅で受信する設備は、地上高9mのPA0RDT mini-whip アンテナにIC-7200MかNRD-535の直接受信です。先日JA1PKG局のWSPR2信号のSNRをすでにDX受信されている局と比較すると数dB低い値であったので、何かシステムの改善が必要と考えていました。

もともとアンテナ線を引き込む前に手すりアースを施していましたが、グラウンドループによる人工ノイズ低減目的に、ガルバニック・アイソレーショントランスの挿入を試してみました。

そのトランスですが、受信する周波数帯域から#77材のフェライトトロイダルコアを選択し、このコアに細めのUEW(0.32mm径)を1次2次20回ずつ巻いて自作してみました。

やっつけ感バリバリな(笑)ガルバニック・アイソレーショントランス
インダクタンスはおよそ750μH、475kHzでの挿入損失はおよそ0.5dBでした。受信した感じではVLF領域で多少良いかなという印象で、HF帯まで上がると逆にノイジーになるというなんだかいまひとつでしたが、とりあえずアンテナと受信機の間に挿入してみました。

その後このトランスの効果なのかどうか定かではありませんが、先日1回だけDX局(ハワイのWH2XCR局)を捕捉出来ました。


WSPRnetでも


もうすでにJA数局にSPOTされているのでいまさらですが、当日コンディションが良かったとはいえ住宅街の中比較的簡易なシステムで受信できた意義は大きいのではなかろうかと自画自賛(笑)

今後の改善点としては、アンテナの高さをもう少し上げてみることと、それに伴いLPFを挿入して強力な中波放送からの抑圧を少しでも低減させる、といったところでしょうか。

2015年11月23日月曜日

475.5kHz帯WSPR2受信状況

 秋も深まってきて475.5lHz帯でもWSPR2でDX受信がSPOTされるようになりました。

当局も自宅でWSPR受信を行うべく、受信システムを仮構築しました。

受信機は現在IC-7200M、アンテナはPA0RDT mini-whipアンテナを地上高およそ9mに設置しました。

音声入力はIC-7200MのUSB経由でPCに入力してWSPR-Xソフトウエアでデコードするというシステムです。

数日間連続稼動させましたが、DXはまだ受信できていません。

本日JA1PKG局のWSPR2信号をはじめて捕捉したので、他局のSPOTと比較してみました。

DX受信されたJA1NQI局とJH3XCU/1局と比較すると、JA1NQI局とは約6dB、JH3XCU/1局とでは約3dB差があり、距離を差し引いても両局から数~10dBほどの差があると思われます。

さらに、同時刻100Hz上で受信スプリアスと思われるSPOTが見られます。

DX受信時のSNRはいずれも-25dB以下のため現状の設備ではDX受信はちょっと難しいのかもしれません。

また受信スプリアスについては自局のSG信号を観察すると基準波の100Hz前後で見られており、電源系の問題と考えます。

改善点すべきとしては、アンテナの位置や高さ、電源系のアースの取り方を再検討することでしょうか。

2015年10月26日月曜日

475.5kHz帯やっとこさ初QSO

先週の千葉コン移動の熱も冷めやらぬまま、24日に475.5kHz帯の免許をおろした設置場所に出かけアンテナのローディングコイルに内蔵したバリオメータの遠隔操作システムの最終調整にTX-500にGPS受信ユニットの装着と、それに続き日没まで各モードで運用しました。
往路は本栖湖の回りを走ってきました。ちょっぴり紅葉が拝めました^^
現地に到着してまずは外にあるマッチングボックス内のバリオメータ制御システムのPICを、通信機能を付け加えたプログラムを焼きこんだ新しいものに交換。シャックのリモート側の電源をいれると、交換したPICとの通信が確立してシャック内からバリオメータ遠隔操作が可能になりました!パチパチパチ

引き続き、出かける前に用意したGPS受信ユニット(TX-136に取り付けたものと同じCanMore製GMS6-CR6)をTX-500ファームウエア改に取り付け電源をオンにしてGPSモニタ画面にすると、およそ1分くらいで衛星そ捕捉し計算されたグリッドロケータが表示されGPS時間同期を確認できました。

パドル後ろにバリオメータ遠隔操作リモート装置 通信が確立するとLCD表示が出る
ここまでは順調。ここまでは...

これで各モードの運用が可能になったのでした。

早速13:30過ぎくらいから472.5kHzCWモードでCQを出してみました応答なし...まだ昼間だし仕方がないだろうとして次にWSPR2で送信(475.7付近)したところ、山梨市のJH1INM局(直線距離30km)にSPOTされましたが他の局はサッパリでした。

やや日が傾きかけた16時ごろになり、DFCW30がJH3XCU/1曲にかろうじてキャプチャされました。その後、許可された移動場所で運用していただくことになりました。

カスカス^^;(DFCW30 50W送信 "1VNQ"が辛うじて?見えています)
 引き続き、WSPR2を送信しWSPRnetのDatabaseを見てみるとこんな感じでした。


 SNRの推移を注目すると面白いことがわかりました。16時前まではほぼ一定のSNRでしたが、出力を50Wに一定にしてみると17時以降(日没直前)30km離れたJH1INM局のSNRが徐々に上がってきて、最初SNR-10が日没後にはSNR+2まで上昇しました。ついでにJE1JDL局(直線距離約70km)にもSNR-21でSPOTされました。

そこで17時過ぎからおもにCWをワッチしてみると、アンテナ調整を終えたJH3XCU/1局のCQがピーク549でゆっくりしたフェージングを伴ってクリアに聞こえてきました。(受信アンテナは160m用のビバレッジですが、この周波数領域でも指向性が見られており475.5kHz帯の受信にもベターです。)

すかさずコールし続けましたが、こちらの信号は残念ながら届きませんでした。

後日うかがうと17時半ごろがこちらの信号のピークとのことでした。(ArgoのCWモード表示で辛うじて移る程度で音として符号判読できなかったようです)

そのほかに聞こえた局は、JA0HXV局、JA3TVF局でしたがこちらの信号が届かずでした。

そうこうしているうちに、JH1INM局が599+で強力に入感したのでコールしやっとコールバックあり599-559でレポート交換、475.5kHz帯での初QSOにいたりました。

その後もJH3XCU/1局のCQが続きこちらもコールし続けましたが、だんだん信号も弱くなって19時には撤収となりました。

475.5kHzの各局やワッチしていただきました皆さんどうもありがとうございました。

 【考察と課題】
1.当局の電波の弱さ
 
タワーのほかにも電灯線に電力が吸収されている可能性も

 アンテナはこんな感じで、タワーの間にワイヤーを張って中央から7mエレメントを落としてリモート式バリオメータ付きローディングコイルとトランスを組み込んだマッチングボックスにつながっています。アースは地中にアース棒を差し込んでおり、土が乾いているときの接地抵抗はVNAとローディングコイルのコイル抵抗から逆算して約10数Ωになっています。
コイル損失は7mのエレメントを短縮しているのでリッツ線をもってしても高く約30Ωであることと、両脇にあるタワーの影響が大きいのではないかと予想しています。
エレメントは現在の免許ではこれ以上高くすることは出来ず、高くする場合などは変更申請が必要になります。(EIRP1W以下であることを証明する必要がある)
高く出来ればローディングコイルのインダクタンスを減らしてコイル抵抗を小さくすることが可能になります。
また、タワーからエレメントを離すように水平部を付加したりアンテナ容量を増やすことでやはりアンテナ入力抵抗を減らせる可能性があります。
あとは、接地抵抗を直接計測してみてアースの改善が必要なのか検討していきたいです。

2.475.5kHz帯における伝播について

 午後から日没まで運用しましたが、WSPRのSNRの変化についてJH1INM局のSPOTを見ると日没になるにしたがってSNRが上がってきて最終的に12dB上昇していました。また、JH3XCU/1局の信号強度が日没前後の17時過ぎをピークに日没後弱くなっていました。JA3TVF局やJA0HXV局の信号も18時前後辺りでようやく聞こえ、それを過ぎるとまた聞こえなくなりました。INM局含めゆっくりとしたフェージングも見られました。

これらは夕方日没から夜に移行するときのD層やE層の変化に関係するものと思われますが、グレイライン伝播のような感じでなかなか興味深いです。

またJAからハワイまで同バンドでWSPR信号が捕捉されデコードされていますが、いずれも日没後3時間ということを考えると、やはりグレイラインが関わっている可能性があるのではないかと想像しています。

今回小笠原の運用は中止となってしまいましたが、もし今後運用されるとするならばこのバンドでの伝播の特徴をつかんでおくことがQSO成功の鍵になるかもしれませんね。