2015年11月23日月曜日

475.5kHz帯WSPR2受信状況

 秋も深まってきて475.5lHz帯でもWSPR2でDX受信がSPOTされるようになりました。

当局も自宅でWSPR受信を行うべく、受信システムを仮構築しました。

受信機は現在IC-7200M、アンテナはPA0RDT mini-whipアンテナを地上高およそ9mに設置しました。

音声入力はIC-7200MのUSB経由でPCに入力してWSPR-Xソフトウエアでデコードするというシステムです。

数日間連続稼動させましたが、DXはまだ受信できていません。

本日JA1PKG局のWSPR2信号をはじめて捕捉したので、他局のSPOTと比較してみました。

DX受信されたJA1NQI局とJH3XCU/1局と比較すると、JA1NQI局とは約6dB、JH3XCU/1局とでは約3dB差があり、距離を差し引いても両局から数~10dBほどの差があると思われます。

さらに、同時刻100Hz上で受信スプリアスと思われるSPOTが見られます。

DX受信時のSNRはいずれも-25dB以下のため現状の設備ではDX受信はちょっと難しいのかもしれません。

また受信スプリアスについては自局のSG信号を観察すると基準波の100Hz前後で見られており、電源系の問題と考えます。

改善点すべきとしては、アンテナの位置や高さ、電源系のアースの取り方を再検討することでしょうか。