秋も深まってきて475.5lHz帯でもWSPR2でDX受信がSPOTされるようになりました。
当局も自宅でWSPR受信を行うべく、受信システムを仮構築しました。
受信機は現在IC-7200M、アンテナはPA0RDT mini-whipアンテナを地上高およそ9mに設置しました。
音声入力はIC-7200MのUSB経由でPCに入力してWSPR-Xソフトウエアでデコードするというシステムです。
数日間連続稼動させましたが、DXはまだ受信できていません。
本日JA1PKG局のWSPR2信号をはじめて捕捉したので、他局のSPOTと比較してみました。
DX受信されたJA1NQI局とJH3XCU/1局と比較すると、JA1NQI局とは約6dB、JH3XCU/1局とでは約3dB差があり、距離を差し引いても両局から数~10dBほどの差があると思われます。
さらに、同時刻100Hz上で受信スプリアスと思われるSPOTが見られます。
DX受信時のSNRはいずれも-25dB以下のため現状の設備ではDX受信はちょっと難しいのかもしれません。
また受信スプリアスについては自局のSG信号を観察すると基準波の100Hz前後で見られており、電源系の問題と考えます。
改善点すべきとしては、アンテナの位置や高さ、電源系のアースの取り方を再検討することでしょうか。
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