もともとアンテナ線を引き込む前に手すりアースを施していましたが、グラウンドループによる人工ノイズ低減目的に、ガルバニック・アイソレーショントランスの挿入を試してみました。
そのトランスですが、受信する周波数帯域から#77材のフェライトトロイダルコアを選択し、このコアに細めのUEW(0.32mm径)を1次2次20回ずつ巻いて自作してみました。
やっつけ感バリバリな(笑)ガルバニック・アイソレーショントランス |
その後このトランスの効果なのかどうか定かではありませんが、先日1回だけDX局(ハワイのWH2XCR局)を捕捉出来ました。
WSPRnetでも
もうすでにJA数局にSPOTされているのでいまさらですが、当日コンディションが良かったとはいえ住宅街の中比較的簡易なシステムで受信できた意義は大きいのではなかろうかと自画自賛(笑)
今後の改善点としては、アンテナの高さをもう少し上げてみることと、それに伴いLPFを挿入して強力な中波放送からの抑圧を少しでも低減させる、といったところでしょうか。
ハワイ局のスポット素晴らしいです。
返信削除ガルバニック絶縁トランスというのですか?AORが販売していますね。
私は136kHzを自作のmini-whipで受信を試みていますがJA5FPを受信出来ていません。
手持ちのチープな素材だからダメなのか、コウチャク状態です。
星野さん、コメントありがとうございます。
削除ガルバニック・アイソレーショントランスはAORが販売していますが、ヤフオクなどにも既成のトランスを使って組んだセットも見かけます。今回は偶々FT-50-77が転がっていたので自作してみましたが、少々線を巻きすぎた感があります。
PA0RDT mini-whipの原典にもありましたが、引き込みの前にアースをとることが重要のようです。しかし、以前アクティブアンテナコンテストではアースを取ると逆にノイズが増えたりしてSNRが落ちてしまいました。これはもしかするとアースを取ることでグラウンドループを形成してしまい周囲のインバーターノイズを拾っていた可能性があります。
当局のmini-whipも部品箱に眠っている素材の寄せ集めなので、設置条件がむしろ大きいかもしれませんね。
引き込み前のアースと設置条件、ですね。
削除参考にさせていただきます。
やりましたね!
返信削除こちらは、ハワイと相性が悪く1回(11/24)しか受信できていません…(T-T)
絶縁トランス(600uH)もメガネコアで試したけれども、中波では屋内でノイズを拾って失敗でした。
あれやこれやもがいています…(-.-;
たぬきさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
削除いまのところ24時間ずっと受信状態ですが、こちらもまだ1回きりです...
アンテナの位置や高さを変えるなどしてなんとかまた受信できるようにしたいです。
やはりノイズとの戦いですね^^;
素晴らしい、流石ですね!
返信削除うちも全然聞こえなくなってしまったので、真似してみたいです。
その絶縁トランスはどの辺りに入れたのでしょうか? 手摺アースの手前のRX側ですか? 電源供給はど
のようにされたのですか? 良かったら教えてください。
当局では、その絶縁トランス相当の働きをすると思われるZ変換トランス付きの送信アンテナでも、
いつぞやお見せした受信ループでも差が感じられないのでダメかなぁとも思ってしまっていますが..
歩きノイズ調査をスマホ+SDRドングルで..と、先ずは道具作りからと思うだけで、なかなか手が
動かないでいます。hi.
MSOさん、おはようございます。コメントありがとうございます。
削除トランスはMini-whipの送電ボックスと受信機の間に挿入しました。
ノイズの性質もいろいろなのでアイソレーショントランス挿入すればOKというわけではないですが、グラウンドループ由来のものであれば効果が期待できそうです。当局の環境でもスペアナで比較しましたが目に見えてノイズが下がっていたかといえば?でした。むしろHF帯では増えているようです。しかしこれはトランスで絶縁したため受信機側のアースが不足しているからなのかもしれません。
いずれにしてもなかなか一筋縄ではいかないところが面白いです。