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2019年1月9日水曜日

野毛の会よ永遠なれ

1月5日土曜日新年1発目の横浜電子工作連絡会(通称:野毛の会・・・私が勝手に言っているわけですが^^;)に出かけてきました。

夕方5時ごろはすでにあたりは暗くなっていますが、土曜日の野毛は人でいっぱいで活気にあふれています。


開始時間に少し遅れて会場に到着しましたが、どうやら今回この地での定期会は最後なのだそうです。会場となった飲み屋さんは創業65年で大変な老舗なのですが、女将さんがご高齢になりそろそろ引退されるため毎月この会に提供されていたスペースを閉じることになりました。

この会はお店の2階にあるおよそ12畳程度のお座敷で、大体10名ほどの自作大好き人間がテーブルを囲んでお酒と食事をしながら各自持ち寄った自作品などをゆっくり堪能できる心地よい空間と時間でした。そういうわけで少し寂しい思いを抱きつつ最後の会を楽しませていただきました。

今回はこの地での最後の会ということで20名近い方が参加されました。


各自思い思いの自作談義が続き、参加者1名ずつ持ち寄った自作品などのプレゼンテーションを行います。またパーツなどの提供品のじゃんけん大会など特に式次第なく自然に進行していくところもまた和やかで良い雰囲気でした。

今回私がプレゼンテーションしたものは・・・


400セット近くという驚異の頒布数を誇るあのCW INVADERSキットの携帯ゲーム化セット(笑)です。

3Dプリンターで本体基板のエンクロージャと、アーケードゲーム用のボタンスイッチ(マルツで販売されています)と006P乾電池を内蔵したボックスを作製し、本体と合体させて使用します。

各ジャックの位置に合わせて取り付けたプラグを挿入しCW INVADERS On The GO!
そんなこんなで4時間近くの時間はあっという間に過ぎ集合写真撮影後はめいめいで2次会3次会と流れていきました。

最後に、刷り上がった最初で最後の工作会の会誌が参加者に配布されました。私も寄稿しましたが、想像以上に濃い内容になっていました。この会は30年ほど前に始まるなど簡単な歴史も記されていて、良い資料になっています。当時はこんなことしていたんだとか、将来もいろいろと読み返される機会があろうかと思いますがこうして紙媒体に残るというのは良いものです。


ネットではたいていの情報を得たり、自分の成果をブログやSNSなどで公開することが容易ですが、こういった実際に自作erの面々が一度に集まる会にはネットでは得られない情報や新しい発見、人前でのプレゼンテーションなどネットでは難しい体験ができると思います。

この会も現在の形ではファイナルですが、今後も何らかの形で継続することになるようです。私も参加して2年弱の新参者ですが、なにかお手伝いが出来ればと考えています。

最後に10年以上ほぼ毎月幹事としてこの会を守っていただいた7N4MIS 宇佐美OM本当にありがとうございました。そしてお疲れさまでした。

横浜電子工作連絡会のサイト

工作王トロフィーとメダル(私も何回か頂戴いたしました)

2018年1月12日金曜日

2018年最初の横浜電子工作連絡会ミーティング@野毛

毎月第1土曜日に横浜野毛で開催される横浜電子工作連絡会ミーティングの今年最初の会に出席しました。

昨年末工作王をいただきトロフィーとメダルを預かったので、今回会場に到着し、まずはトロフィーとメダルを返還しました。

画像はありませんがその月の工作王となった場合、工作タイトルとコールサインを帯にマジックペンで書いてトロフィーの取っ手にくくりつけます。

ツインテールのように見えるトロフィーにくくりつけられたおびただしい数の帯が歴史を感じさせます。

でもって私の工作王のタイトルは、もちろん赤鬼青鬼で決まりです(なんのことやら・・・笑)

しかし誰も気がつかなかったようでしたが・・・(泣)

それはさておき、年初から参加各局の出し物に興味津々で拝見しました。その中で気になったモノをいくつかピックアップしてみます。


JQ1SRN局は、VNシリーズの受信回路から独自にパターンを起こしてFUSION PCBに基板発注して実装されました。RCはリードパーツを使用しながらも小さいサイズにきっちり納まっていました。でもって、基板の傍にある小さなスタンドはUSB接続のライト付マイクロスコープで、PCのディスプレー上に綺麗に拡大画像が映し出されていました。
実装作業は肉眼のほうがやりやすいですが、基板のブリッジや装着不良のチェックには非常に便利で有用だと感じました。 本体はペン型で場所もとらないので非常にスマート。これは欲しいと思いました。


これは同じくJQ1SRN局の作品で通称『デカテン』という28MHzのFMハンディ機です。通称どおり本当にデカイんですが、ちゃんと手に持って運用できるサイズになっています。また、ロッドアンテナを装備しLCD画面も大きくバンドスコープも実装されているという、多機能であり完成度も高いです。これの7MHz版を製作開始されたということで、完成が楽しみです。


次はJA1VRL局の作品です。

5.7GHz帯用のBPFとおそらく1.2GHzから持ち上げるための局発用のBPFです。ベースのキャビティは真鍮板をカットして組み立てられています。中のエレメントは銅パイプでしょうか。調整用ビスには3mmネジ、ナットを使用していると思われます。

これを拝見していると、自分もだいぶ前に1.2GHzのトランスバーターを作ったときの事を思い出しました。モービルハム誌を参考にしたと記憶していますが、キャビティは薄い銅板をハサミで切って組み立てました。それらを使ったトランスバーターで数局でしたがQSOできてうれしかったです。もしGHz帯測定も可能なスペアナが手に入ったらマイクロ波の自作もまたやってみたいものですね。

とにかく小さなキャビティですが、綺麗に製作されています。


これは5.6GHzのトランスバーターですね。残念ながらトランスバーター本体の内部は見ることはできませんでした。


次に、あのCRK-10やKN-Q7キットなどを国内頒布されているJL1KRA局から。

これ、ミズホのSB-21という1Wの21MHz QRP SSB/CWトランシーバーの完動品です。状態は非常に綺麗で受信感度も現在のリグと遜色はなく、スプリアス基準がクリアできれば現役で運用できそうです。これが出た当時私はまだ中学生くらいだったでしょうか、とても欲しかったのですが小遣いではなかなか買えない値段でした。ピコシリーズも良いのですが、このSB-21やSB-2Xという2mのリグのデザインがすごく格好良くて、欲しくてたまりませんでした(結局手が届きませんでした・・・)。

リグの性能は日進月歩で、小型オールマイティなFT-817が6,7万円で手に入るご時勢ですがいまだにこのミズホのリグは魅力が薄れませんね。

懐かしい気分に浸れたところで、最後に参加者に配られた小袋に入ったキットをご紹介します。


これ、なんとJL1KRA中島OMお手製の超ミニ電鍵キットです。(非売品です念のため)

石川町にあるエジソンプラザ内のシンコー電機にあるNOS(New Old Stock) 部品を使用した、簡単なのに立派な縦ぶれ電鍵キットになっています。


マニュアルも良くできていて、シンコー電機のおばちゃんの写真も掲載されていて楽しいです。部品もスイッチの部分の固定用テープや台座の穴も開いていてキットとして作りこまれており、とても勉強になります。



完成スナップです。

どーですか、立派な縦ぶれ電鍵ですよね!台座の裏にマジックテープを貼って机か無線機のボディーに固定できれば、実用的に使えます。VNシリーズのお供にぴったりかも(笑)

というわけで、参加各局どうもありがとうございました。

こういったミーティング実際に参加すると楽しいし、刺激になるので自作派のみなさん一度参加してみてはいかがでしょうか。

2017年12月5日火曜日

2017年間工作王!@横浜電子工作連絡会

師走に突入してまもなく週末の夕方、


こちらの場所の飲み屋さんの2階で電子工作好きな面々が集まって自作品を披露する会が行われました。


 こんな感じで飲み食いしながら参加者各々の作品を触れながらあっという間に4時間も過ぎてしまうという自作派にとっては至福の時間です。

毎月開催されているのですが、同じ日に別の懇親会があったりしてなかなか毎月来れませんでしたが今年最後ということで(もちろん来年も開催されます!)、参加することにしました。

 ここのところちょこっと忙しかったりしてじっくり用意できませんでしたが、ネタのために(笑)1,2日で作り上げたキットを目玉に当日持参しました。


 それがこのQCX(40m版)です(間違えて作りかけの写真になってしまいました^^;)
QCXの組み立てや使用感、測定結果などは次のブログ記事のネタにして、と(爆)

それから、まだこれも作りかけのものですが、


 136kHz帯20W出力CWトランシーバ(受信部がまだできていない)、そのほかVN-4002とVN-3002の完成品を持参しました。

 ほかのみなさんの作品はこちらのサイトをご覧いただきますが、いつものごとく興味深い作品とお話を聞くことができました。

 でもって今年最後の工作王いただいてしまいました!88888


 振り返ってみると、カムバックした数年前までは工作どころかハンダゴテさえもほとんどにぎっていなくて、回路図ろくに引けずプログラムなんかも全くやったことがないという状態でしたが、ネットの情報を参考にしたりSNSを通じた交流によってなんとかここまで来たのだなぁといったところです。

でもこの会に参加するようになってから実際にほかのみなさんが作ったものを直接自分の目で見て耳で聞いて手で触れることが、ネットで調べたりするよりもとても刺激になると感じています。これからもネット、ミーティング両方を駆使して自分もどんどん新しいものに挑戦できると良いなと思いました。

おまけ
 定例ミーティングのあとこの会の幹事でいらっしゃる7N4MISさんに連れられてはしご酒しちゃいました(笑)酔いに任せていろいろうるさく喋りまくってすみません^^;


そう、こちらの川沿いのとある飲み屋さんにも連れてっていただきました。前からこの中のどこかで飲んでみたかったところなのでとてもうれしかったです。機会があったらまた行きたいなぁ。

2017年3月5日日曜日

月間工作王!

先日月イチで横浜の野毛で催されている横浜電子工作連絡会の定例ミーティングに初めて参加させていただきました。

以前からミーティングを紹介しているページを見ていてとても気になっていたのですが、ようやく重い腰を上げて行ってきました。

うっかり写真を撮り忘れてしまいましたが、居酒屋さんの2階のちょっとした宴会場に上がるとすでにビールやお料理をつまみながら作品を囲んで談義に花が咲いておりました。

10名ほどの参加者で部屋はいっぱいになり順番に作品を披露しました。

自分は例のポケットトランシーバとそのプロトタイプ版、Keyer Mini-V2 revision2を持参しましたところ、初参加でしたがなんと月間工作王を頂戴いたしました。

トロフィーとメダルです。以前は『工作王』と印刷されたTシャツだったそうです
みなさんの作品もどれも独創的で面白かったです。今後の工作に参考にさせていただくとともに、モチベーションも上がりとても有意義な時間でした。参加各局、幹事のMISさんどうもありがとうございました。

秋葉原QRP懇親会とちょうど重なってしまうため今後毎月参加できるかどうか分かりませんが、今回工作王ありがたくいただきましたので来月も参加する予定です。(QRP懇親会もその次の会には参加したいです^^;)

自作がお好きな方はこのような会はとてもためになるので参加されると良いと思いますよ。