2020年2月12日水曜日

関西自作の会&関西ハムシンポジウム2020に参加しました

かねてから参加したいと持っていたJG3PUP山口OM主催の関西自作の会がちょうど関西ハムシンポジウム2020の前日に開催されることになり、初めて参加させていただきました。

阪神尼崎駅近くのホテルにチェックインしてからすぐ会場に向かいましたが、数分遅れで到着したところ窓側のテーブルに各参加者の自作品が並びすでに盛り上がっておりました。
窓側の広いテーブルにたくさんの自作品が!!
というわけで、10名あまりの参加者で17時からスタートし食事やお酒をたしなみながら休む間もなくずーっと自作の話を続けていたらあっという間に22時すぎ・・・いろいろなお話が聴けて楽しかったです。そのあとtwitterでも長いことお世話になっているJP3AEL高橋OMと会長でAKCメンバーのJA6IRK岩永OMと2次会にお付き合いさせていただきました。

中央の細長い黒ボディのミニパドル 優れモノです
今回ハムシンポで岩永OMが頒布した3Dプリンターで作製したミニパドルを拝見させていただましたが、非常に良くできていて操作感もとてもFBな作品でした。ご本人は売れるかどうかと仰っていましたが、多分すぐに売れてしまうだろうと予想していましたらやはりすぐに完売したようです。 増産されるようでしたら1台欲しいなあと思いました。電極にリン青銅版を使用してパドルレバーにもたわみ防止にひと工夫されていて、しかもレバーが収納可能になっています。そこにネオジム磁石も装備しているということでした。軽量なので移動運用にピッタリですね。

ホテルに戻ったのは午前1時近くですぐに就寝し、翌朝大浴場(ビジネスホテルで大きな浴場があるのがポイント)にはいって朝食を摂りゆっくりしてからチェックアウトし電車で一駅移動して関ハムシンポの開場へ向かいます。


 ブースは会場中ほどのいつものリトルガンくらぶブースでしたが机2つ使えたのでゆったりと展示できました。7J3AOZ白原OM&奥様にはいつもお世話になりありがとうございます。

今回は従来のVNシリーズ、VSWRメーターQPM-01キット頒布のほか新VNシリーズであるローバンド用コンパクトCWトランシーバVN-L5の実機展示を行いました。

下のVN-80L5はJE3QDZ吉村OMの人柱版完成機です
この新VNシリーズは基板サイズは従来のVNシリーズと同じ80x60mmのコンパクトに収めコントロール部、送信部、受信部の3枚構成となっており、送信部はプッシュプルE級増幅回路で13.8Vで20Wに迫る出力を出しながら高効率のため放熱板を設けていません。

ありがたいことに展示用として持参した9台目の人柱版キットは頒布する予定はありませんでしたが、熱いご希望により頒布させていただきました。160m版として作成していただけるようです。頑張って完成させていただきたいと思います。

昼休みに会場外のメーカー展示で目にしたのは予約が始まったICOM社のIC-705実働機でした。


自分が開局した当時はVHF帯のコンパクト機が各社から盛んにリリースされていましたが、この2020年に新しいコンパクト機が出るというのはまた感慨深いものがあります。
しかもSDRでHFからV/Uまでカバーするコンパクト機、時代の流れを感じますね。ちょっと見でしたがWF表示などフレームレートやカバー域も十分実用的です。これに今はやりのnanoVNAを携えて車を使わないマルチバンド移動運用なんか比較的手軽にできそうじゃないですか。またD-STARはもちろん搭載済みですがBTなどPC接続もできそうなのでスマートフォンを使ってデジタルモード運用など応用範囲が広そうです。


隣にIC-705瓦煎餅が展示されていましたので、思わず撮影しました(笑)
予約するともらえるそうですが、外缶がIC-705が印刷されているようです。自作派を自称するものとして中身の専売をいただいたら、これをケースにしてマルチバンドのトランシーバーでも詰め込んでやりたいなと妄想しました。

そういうわけであっという間の2日間でしたがとても濃い2日間でした。帰りに白原OM夫妻に美味しいうどん屋さんにお誘いいただきました。写真は撮り忘れてしまいましたが出汁が良く効いた大変美味しいうどんでした。ありがとうございました。

次回は関西アマチュア無線フェスティバルKANHAM2020にAKCとして参加する予定になっています。

追伸:

確定申告の時期で少し忙しくなるので遅くなりますが、関ハムシンポが終了しましたのでVNシリーズなどの通信頒布を再開します。すでに何件かお問い合わせいただいておりますがもうしばらくお待ちください。

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