ようやく長い雨のトンネルを抜け出し久しぶりに晴天が戻った先週末、こちらも久しぶりに移動運用を行いました。場所は諏訪市(JCC0906)の諏訪湖湖畔。
twitterやGoogle+つながりなCW界隈では東の軍曹として有名な(笑)JF1DIRさんにお誘いを受けて、ローカルクラブのほかの局長さんと一緒に移動しました。
もうすっかり秋の空です |
そこで急遽これまたいつものアース板を舗装路上に邪魔にならないように10枚置きアースを取り直しました。しかし同じように入力抵抗は100Ω弱といったところ。 両方を繋げてもほとんど変化せず共振周波数だけ下がります。
アンテナを建てる際一応垂直エレメント部分を立ち木から充分離しましたが、傘骨の斜めのエレメントの先端が立ち木の枝におよそ3メートルまで接近していたのを発見し、傘骨を別の場所に移動し枝より充分離したら入力抵抗は68Ωまでなんとか下がりました。
時間もなかったためそれ以上は突き詰めず、インピーダンス変換トランスで50Ωに変換し早速運用開始しました。
最初湖水アースでしたが、接地抵抗が思いのほか高く急遽アース板10枚敷き |
新ローディングコイルはリッツ線巻きのコイル抵抗12Ωもの |
73Ω:50Ωインピーダンス変換トランス挿入時のアンテナ特性 |
WSPRnetのDatabaseを覗いてみると、3局にspotされていました。(JH1INM, JH1GYE, JA5FP)
WSPR2で各局にspotされました |
受信機のスピーカーからマイクで拾ってデコードしたJH1GYE局のWSPR2信号をWSPRnetにUpload |
最後に137.773kHzでDFCW30送信し、JA5FP局(四街道市)とJA8SCD局(台東区)のグラバーに捕捉されてました。
JA5FP局のグラバーにDFCW30信号が捕捉されていました |
すでに日が暮れかかっていたため3時間余りの運用で撤収しました。
その晩はペンション風の宿で泊まり、温泉に浸かって飲めや歌えの大騒ぎ(笑)。
翌日は天気がいまひとつで136kHz運用は断念して7MHzCWを少しだけ運用し帰宅となりました。
今回の移動でも、やはり立ち木の影響は大きいという印象でした。出来るだけ離したつもりでもエレメントの端から見て構造物などが接近していないかどうかは要チェックです。
また、水田のわき道での運用が良いといわれている理由が、周りに何もないということがひとつあるのだと思います。あとは接地抵抗についても標高が低く水路が張り巡らされているということも好条件のひとつかもしれません。あとは海に近い場所ですね。
次回は条件の良いところを探して移動したいと考えています。
あ、今回の移動いろいろと楽しかったのでまた誘ってくださいませm(_ _)m