2017年8月4日金曜日

VN-4002キット完成報告いただきました!

先月からポケットサイズ 7MHz QRP CWトランシーバ VN-4002キットを頒布させていただきましたが、早速完成レポートといくつかいただいております。

MSOP10チップすらも手ハンダさせるという某所では『鬼のキット』と呼ばれていますが(笑)、なかなかどうして皆さんしっかり完成させているようで安心しました。レポートいただいて拝読し感じたのは、皆さんの技術力は相当高いということでした。ですから臆することなくどんどんチャレンジして欲しいです。

自作環境においても部品のダウンサイジングが進んでいて、面白そうなデバイスはほとんどが表面実装タイプのものばかりです。ですからチップ部品くらい多少見えにくくても装着できるようにならないと、この先自作が楽しめなくなってしまうのではないだろうか、と私は思ったりしているわけで、これからも積極的に取り入れていく所存でありますHi

徒然はそれくらいにしておいて、完成したVN-4002の画像をUPまたは送っていただいた方がいらっしゃいます。

 まずは、PUPさんの完成機の受信動画です。

VN- 4002 QRP CW Transciver ← 新しいウインドウが開き動画のリンク先に飛びます

PUPさんは、こちらのブログで様々なキットを紹介&頒布されている方です。先月の関ハム2日目にブースにおいでいただきキットを購入されました。(私もそのあとPUPさんのブースにうかがいDSPラジオの基板、アクリルパネルセットを購入して組み立てました。)2日ほどで完成されたようですが、最初受信音が鳴らなかったそうです。チェックの過程でオペアンプの電源ピンが浮いていたことを突き止めてすぐに解決し無事完成されました。

やはり多ピンデバイスのハンダの問題は結構確率としては多そうです。一番最初に完成されたJR1JWZさんもSi5351Aのピンの内部ショートが原因で最初発振出力が出なかったようです。

PUPさん、関ハムのブースではいろいろとお話いただきましてありがとうございました。 

次は、JE3QDZ吉村さんの完成レポートに添えられた完成画像をご紹介します。


どうです?これめちゃくちゃカッコいいじゃないですか!!

キットには側板を用意しませんでしたが、早速側板(横方向は透明のプラ板、縦方向はメッシュのアルミ板)が装着されているではありませんか。これだけでも雰囲気はかなり変わり、良い感じに仕上がっています。しかも手前に自作のミニ電鍵、バックにMIZUHOのDC-7Xとは・・・恐れ入りました。

吉村さんは、Keyer Mini-V2評価版キット、Keyer Mini-V2 Revision2(たぶん半完成版ではなくてフルキットの方?)も組み立てていただいたそうです。しかもファイナルのゲートードレイン電圧曲線まで測定していただき、思ったよりもE級ネットワークのロットによるバラツキは少ないことが分かりました。貴重なレポートとすばらしい写真ありがとうございました。

というわけで自分も写真を撮ってみました。


う~む、何かが違う・・・恥ずかしいので画像は小さめにしておきました(笑)

現在、VN-4002キットは15台分をキッティング作業中です。今回ハムフェアは所用で参加できないため頒布準備が出来たらKeyer Mini-V2と同様にメールによる受注という形にさせていただきます。(ただし、来週末どこかのイベントに数台出すかもしれませんが)

準備が出来次第ここのブログもしくは、専用ブログ他で告知します。

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