2014年2月23日日曜日

APB-3ぽちった!

いまDDSを使った小型のCWトランシーバーを製作する個人プロジェクトをちまちまと進めていますが、 新スプリアス規定を逸脱しないようにするためにはやはりそれなりの測定機が必要だと前々からいろいろと検討していました。スペアナのような強力なツールがあればなぁと。

ジャン測といわれる中古スペアナもオークションやらジャンク即売会でよく見かけますが、とにかくデカイ重いで自宅にはとても置けず、中古ゆえの故障リスク上昇もそれなりに覚悟しないと無理かなと。

昨今はディジタル処理がものすごく進歩して、サイトを巡回しているとPCに接続して測定できる小型のスペアナを発見。SoundHound社のUSB接続の小型スペアナで、スペックも申し分ないとみて早速購入を~...と手続きを進めようとしたら発送先に"JAPAN"の文字がなぜか無い^^;よくよく調べていると、すでに日本での販売者がいて直接オーダーが出来ないようでした。日本での購入も考えましたが、サポートポリシーなど見るとメリットも無いので輸入代行にしようかなとあれこれ考えている間に円安になってしまって、購入資金が足りなくなり一時諦めていました。

そんな中おじさん工房というサイトにたどり着き、FPGAを使ったAPB-3に目がとまりました。上限こそ40MHzあたりと低いですが扱いやすさとネットワークアナライザ他機能も多く、何より手のひらサイズと小型、価格もジャン測買うよりも安いので販売元のCQ出版サイトで購入に踏み切りました。販売当初は品薄だったようですが、欲しい方々にあらかた行き渡ったのでしょうか注文したら2日後に配送されました。


表面実装基板はすでに取り付け済みです。ケースはTAKACHIのアルミケースで前後のパネルは穴あけラベル済みヘアライン加工でVYFBです。おじさん工房の最新マニュアルをダウンロードしてコネクターやスイッチ類などを取り付けソフトウエアのインストールを含めるとゆっくり進めて2時間くらいで完成しました。


仕上がりはオーディオ機器のような雰囲気でFBですが、底面にネジ頭が出ています。ゴム足の取り付けが必要ですがキットには含まれていないので別途ホームセンターで購入しなくてはいけません。そのほかFPGAとADコンバーターのチップが発熱するので秋月で販売しているクールスタッフという放熱シートの装着が推奨されています(上真ん中はクールスタッフを貼り付けたところ)。

ドライバソフトや測定アプリケーションはおじさん工房サイトの最新版(20140219版)を使用しました。(最初CD-ROM内のコンフィグファイル、アプリケーションでは認識されませんでした。サイトによるとFTDIの最新ドライバの対応で問題回避されたようです)



でもって、今プログラミング中のDDS-VFOの出力(7.000MHz, 約-14dBm)を表示させてみました。なかなか綺麗に表示されています。あとは、ステップアッテネータなど少しずつ揃えていこうと思います。

2 件のコメント:

  1. ぶんきゅうさん、今晩は。

    おお、遂に購入ですか・・・いいなぁ(^^; 自分は、スペアナアダプタを自作すると公表(?)してしまった以上、何とか今年中には組んでしまいたいと思っていますが、まずは欲張らずにFRMSモドキからチャレンジしようかと思っています。

    APB-3はちょっとした改造で、もう1ランク、測定時の近接スプリアスを減らすことができる旨の記事がネットに上がっています。チャレンジしてみては如何?

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    1. どよよん無線技士さん、こんばんはー!

      コメントありがとうございます^^
      いやぁやっと手に入れました^^;今製作中のトランシーバー用DDSのスプリアス特性を見たり早速使っています。やっぱりスペアナは便利ですよ~

      そういえばおじさん工房のBBSにその情報が載っていましたね。また、ネットを見ていると何かしら過大入力対策も必要かなぁと思っているので追って改造を施そうかなと思います

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