ATS-4やHendricks Tri-Banderを設計したKD1JV Steven Weberさんが好んで(?)使われている回路構成を真似てブレッドボードに組みました。RF、IF増幅なし、前に作った4素子のラダー方クリスタルフィルタ、周波数変換と検波兼BFOにSA612をあててLM358のオペアンプ2段から低周波増幅としてNJM2073Dを使いスピーカーを鳴らしています。
スピーカーアンプといえばLM386は定番中の定番ですが、電源オンオフでのポップ音や無信号時のヒスノイズが気になるので秋月で手に入るNJM7023DというIC(2個で150円)を試してみました。NJM2073Dはステレオ用に増幅回路が2回路内蔵されていて、その2つの増幅回路を使ってBTL出力として組んでみましたがさすがにゲインが大きすぎて音量を上げるとすぐに歪んだり発振してしまったため1回路だけにしました。電源電圧が6Vと比較的高めなので1回路でもスピーカーからの音量は十分でした。ミクサーに入力する局発は、別にブレッドボードに組んだAD9834 DDS-VFOの出力からバッファなしでそのままLPFをつなぎ注入しました。
中古のSGが壊れてて感度を正確に把握できませんが、この構成でも7MHzという周波数なら実用になりそうです。AGCはミクサーか検波のSA612、オペアンプにかけるか検討中です。
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