2014年3月8日土曜日

ブレッドボードのすすめ(DDS-VFOその2)

ブレッドボード(ほんとはソルダレスブレッドボードっていうんですよね)は、電子工作やちょっとした開発の主流になってきているのでしょうか。多種多様なコネクタに対応したブレッドボード用DIP化基板など便利なものがいろいろと出てきています。

モノを作り上げる過程においては追加変更などしばしば必要になってくるわけですが、この方式だとスイッチやコネクタなどの増設や取替え削除、ひいてはマイコン自体を気軽に交換して作業を進められるというところが開発過程にうまくマッチして、流行っているんじゃないのかなと思っています。

実際、このDDS-VFOも最初からいろいろな機能を全部作れるはずもなくまずは周波数レジスタをDDSに伝えてちゃんと目的周波数で発振するかどうかから始めています。DDS版Lチカみたいなものですね。後から思えばこれもLチカにちょっと毛がはえたようなものです(すいません言い過ぎました^^;)が、逆にLチカが実現できるかどうかということはきわめて重要なことがわかります。なものでブレッドボードではじめるにあたってLチカは必ず最初に行うことにしています。

そうして、少しずつ肉付けしていくように機能を変更追加していくというのが今のやり方です。ブレッドボードはそのやり方がとてもスムーズに進められる良い道具です。


PIC18F14K22のLチカ


今ここ
 
でもってDDS-VFO製作の近況ですが、フォントや表示アイコンを整え表示レイアウトはほぼ完成しました。仕様的には
・7~10MHz帯をカバーする(IF周波数は4MHzあたりとして発振周波数は3~6MHzを想定中)
・4chのVFOと4chの固定チャンネル(書き替え可能)
・RIT/XIT機能
・周波数ステップ切替は10Hz, 100Hz, 1kHz, 10kHz(ロータリーエンコーダの押しボタンスイッチで)
・Sメータと電源電圧表示
一応これで汎用VFOとしての機能は十分ですが、CWトランシーバー制御として現在キーヤーとブレークイン制御の実装中です。残メモリはまだ35%以上で余裕があったら起動画面を(笑)。

また備忘録的に各制御について書いていこうと思います。


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