2016年6月20日月曜日

7MHz QRP(p) CW TRX 試作2号機へ(コントロール部の製作)

試作1号機がだいぶ煮詰まってきたので、いよいよ試作2号機に着手しはじめました。

 今回は秋月のユニバーサルB基板(72mmx95mm)を使い、コントロール部とRF部の2部として、Arduinoのシールドみたいに2枚の基板を重ねるスタイルとしました。うまくすれば結構小さくまとまりそうです。

また、最近この基板に合うアクリルパネルも売られていて、タクトスイッチの穴だけ開ければうまくフィットしそうで完成が楽しみです。

まず先日作成したのはコントロール部で、PIC24FV32KA302と表示用LCD、ロータリーエンコーダに低周波PA(PAM8012モジュール)部分を加えて基板一枚に実装してみました。

なんとなく操作性良さそうなので、つまみ類は右側面に取り付けてみました

PICの下にあるのは最近発売されたSi5351Aモジュール@秋月 早速使ってます!

 写真の説明のようにチューニングとボリウム調整を右サイドに設けました。ボリウムは基板にそのまま取り付ければOKでしたが、エンコーダはそのままでは横に取り付けられません。

横に向いているエンコーダは秋月には取り扱いが無く、aitendoには置いてあるものの基板を加工しないと取り付けられないため、秋月のDIP化基板の端子に延長ヘッダピンをピンだけ引っこ抜いて、ちょうどメイン基板とDIP化基板が垂直になるようにDIP基板とメイン基板を加工したヘッダピンで繋いで固定したところ、結構しっかり固定されてFBでした。

 現時点での回路図(コントロール部)はこんな感じです。

一応無断転載禁でお願いします。
Si5351A出力ポートはCLK1を除いて簡単なLPFを通しています。送信用のCLK1はロジックICを矩形波で駆動させるためLPFは通さず、シリーズに50(51)Ω抵抗を挿入して出力しています。

ISCPからPICにプログラムを送り起動させましたが、Si5351A制御は問題ありませんでした。ただ何か処理が引っかかるようで、どうやら原因がトーン用PWM出力ポートの変更箇所が問題らしく、後ほどソフトを見直さなければなりません。



 ともあれコントロール部は完成したので、あとはRF部を作りこみトランシーバとしてまとめて行きたいと思います。

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