2017年1月4日水曜日

2017年始動しました

旧年中はいろいろと多方面でお世話になりました。
年末の別の行事で無線(というか電子工作)活動をほぼ停止していましたが、無事に終了し年が明けたのでぼちぼち再開となりました。

昨年末に調達したのは、まずこれ。


中国語で書かれたタイトルのなにやら難しそうな本に見えますが、開いてみると・・・


SMDチップ抵抗のサンプルキットでした。

これには0805(2012)サイズのE24系列値のチップ抵抗が揃っています。秋月や千石ではごく一部の抵抗値しか手に入らない(マルツでは少し種類が多いようです)のである程度個数のあるサンプルキットを探していました。eBayで検索するとかなり安く手に入るようですし、チップインダクタのキットもあるみたいなので機会があったら入手しようと思っています。

それからもうひとつ。


トロイダルコアをまとめて扱っているところがあったのでT68-1, T37-2, T25-2, FT23-43, FT37-43の5種類頼んでみました。

#1コアは日本では見かけませんが、高Qが得られる至適周波数が150kHz~3MHzと低く136kHzの機器に使えそうです。ALも11.5と同サイズの#2コア5.7の2倍で巻き数も少なくて済むと思うので、136kHz帯用のLPFなどに使ってみようと思います。

少々横道にそれましたがこれで発注した10セット分のパーツがほぼ揃ったので、まず1台最終試作を始めました。

最初はコントロール部を実装。


部品点数はそれほど多くなく、Si5351Aと基準Xtalの装着もだいぶ慣れました。
本当はこれらの極小パーツはリフローでの装着が確実で楽なのかもしれませんが・・・

1,2時間ほどで装着完了してPickit3でプログラムをPICに注入して動作確認です。


今回LCDをバックライト付きのものにしましたが、電流制限抵抗100Ωとして消費電流7mA弱に抑えました。無信号時で全体の消費電流は、電源電圧12Vで57mAでした。受信部を加えて80mA台でで収まるかなと。

というわけで、Si5351Aの出力もオシロスコープで確認し完成です。次はRF部を順追って組み上げようと思います。

閑話休題。

正月は終わってしまいましたが、今年初めの記事なので今年の目標を。

電子工作は、このQRPトランシーバを発展させてSSBモードの追加や他バンド版の製作、それから136kHz帯(475kHz帯)のスタンドアロンなトランシーバの製作、このあたりを進めていこうと考えています。

SDRはkiwiSDRをつかったWebSDRの構築(アンテナ、ネットワーク)を、またソフトウエア処理の勉強と実践あたりを。

運用では136kHz帯アンテナの改善(効率上げるためエレメントをもっと高くするなど)と昨年出来なかった車を使わない移動の実現。移動する局に475kHz帯を加えること。

と、こんな感じでしょうか。

そんなわけで、本年もよろしくお付き合いくださいませm(_ _)m

2 件のコメント:

  1. VNQさん、こんにちは。
    昨日はQRP懇親会ありがとうございました。
    素晴らしい自作品を拝見させていただき、今年は頑張るぞ!と刺激を受けた次第です。
    以前より、このBLOGは時々拝見させていただいておりました。
    直接お会いすることができ感激ひとしおです。
    ところでリトルガンクラブのイラストはVNQさによるももでしょうか?
    もしそうであれば、関西シンポジウムあたりで何年か前にお会いしていたかもしれません。
    間違っていたら申し訳ありません。

    今後とも宜しくお願いいたします。

    de JA6IRK ex.JN3XBY 岩永

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    1. 岩永さん、おはようございます。

      こちらこそ懇親会ではありがとうございました。
      私もいろいろとお話を聞かせていただきモチベーションがまた上がってきましたhi
      趣味ですから焦らずのんびり進めて行こうと思っておりますが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

      リトルガンくらぶのイラストは以前から私が描いておりましたので、お会いしていると思います。今月末に関西ハムシンポが開催されますが、今回も参加する予定ですのでもしご参加されるようでしたらeye ballよろしくお願いいたします

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