みなさま、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年暮れに発症したA型インフルエンザも落ち着きようやく体調が戻ったところで、まず最初の工作を。
モノは昨年暮れクリスマス直後にインドから届いたμBitXというHFマルチバンドなSSB/CWトランシーバキットです。
同じマルチバンドでもmcHFとは違ってオーソドックスな構成のトランシーバです・・・
といいつつダブルスーパーで第一IF周波数が45MHzのアップコンバージョン、第二IF周波数が12MHz、従来のBitXと同様双方向増幅回路を持つちょっと変わった構成です。
キットの内容はこんな感じです。
約15センチ四方のメイン基板と右はArduinoNanoを乗せたコントロール、発振部(Si5351A)、LCD表示器、配線材やボリウム、エンコーダ等々小物部品が詰まった小袋とシンプルです。基板はすでにコイル含めてすべて実装済みでケーシングと配線のみユーザが行うというスタイルです。
ハンダ付け大好き人間にとってはちょっと物足りない感じもしますが、コントロールのソフトウエアのコードがオープンなので組み立て後のソフトエア開発など十分楽しめそうです。
といわけでまずはケース探しから。メイン基板が比較的大きめなので、ケースもやや大きいものが必要です。手持ちのケースを物色してみたら、ぴったり行きそうなケースを見つけました。
プラスチックケースですがメイン基板がすっぽり入って丁度よさそうです。確かaitendoで売っていた計測器っぽいスタイルのケースで何とはなしに買ってそのままにしていました。
プラスチックなので、シールド用に内側を導電スプレーで塗装したほうがよさそうですがまだ実戦で使うわけではないのでとりあえずケーシングを施すことにしました。
フロントパネルはこんな感じに。電源スイッチとマイクコネクタを新たに取り付けてより無線機らしくなった感じです(自画自賛)。
マイクも手持ちのTAKACHI製の小型プラケースを使って、マイクとPTTスイッチだけでなく、スピーカーとコントロール用ボタン2つ付けてみました。
スピーカーとマイクは高粘度の瞬間接着剤で固定しています。
このケースはふたを閉めるときにねじが不要なので使い勝手がとても良いです。
さらにステンレスメッシュをマイク前面に張り付けていかにもそれっぽさを演出してみました。
最終的にこんな感じでまとまりました(まだちょっと配線が残っていますが)。
7MHzのアンテナにつないで早速ワッチしてみました。バンド外でおそらく内部発振のスプリアスが所々で聞かれますが感度は十分でしょう。AGCがついていないので強力な信号が入ると音割れしますが、復調音など特に問題なさそうです。後ほど定量的にチェックしてみようと思います。
送信はダミーロードをつなげて市販のリグで聞いてみても変調は素直で、変な回り込みは見られず無調整でも結構よさそうです(ファイナルのアイドリング調整は改めて確認したほうが良いと思います)。 送信のほうもスプリアスなどのチェックを後日実施しようと思います。
ソフトウエア的にはよくできていますが、周波数ステップの可変部分が今一つ、EEPROMへの周波数データストックが未実装(スイッチを入れなおすとデフォルトの周波数に戻ってしまう)などなど気になる箇所がいくつか見られます。GitHubにコードが公開されているのでmodifyしてみようと考えています。
それにしても109USDという破格でこの内容は凄いです。しばらくいろいろと楽しめそうです。
というわけで、重ねて本年もよろしくお願いいたします~
遅ればせながら
返信削除あけましておめでとうございます。
uBITXを買われたのですね。私は積キットの山を崩してからと自制しました。
でもBITX系のアマチュア無線機メーカーがいろいろ出てきましたね。
こんなのもあります。インドとインドネシアのアマチュア無線機メーカーです。安いです。
Amateur Radio Kits World-Wide
https://amateurradiokits.in/
hambuilder
https://hambuilder.com/
JR1KDAさん、こんにちは。
削除あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
昨年末にμBitX購入しました。とにかく『安い』に尽きますね。いろいろと手を入れて自分好みのリグにできるのも面白いものです。まぁ日本では運用可能にたどり着く(免許をおろす)まで大変ですが(苦笑
Hambuilderのサイトを覗いてみましたが80W級のアンプが20USD強というのも驚きものです。私も積みキットが増えてきたので、ここらへんでいったん自重しようと思いますHi