何かACアダプタなどの機器からのノイズだったのでしょうか?
さぁこれでまたMini-Whipを使って...と思いきや低下した感度はそのままでした。
当初非常に強力だったJA1RWI局のDFCW信号はノイズレベルすれすれ(SNRの比較では40dB以上の低下)、同調回路をはずして40kHzのJJYを受信しても、S7~9くらい振れていたはずなのにほとんどカスカス状態。60kHzのJJYや11kHz付近のAlphaはまったく聞こえずというあり様。そんなわけで関ハムの準備もあってしばらく放置していました。
先週の関ハムも無事終わったところでハムフェアまでにはちゃんと直そうと今回一念発起してみました。
まず、2SK125と2SC1815を新たに取替えてみましたがまったく変化なし。ただ、電源を入れると増幅はしている様子。快調だったときと違うのは、部屋の中でTX136にダミーロードを接続して送信したときになぜか受信レベルが高いことでした。
最初にここで気がつくべきでした。
原因はPFU(電源供給ユニット)にありました。
PFUの中身 コンデンサとインダクタで信号と電源を分離している |
インダクタを取り出して早速検証してみると...
テスターでは導通あり |
LCメーターではインダクタンスがほとんどゼロ! |
何回か電源を入れたままMini-Whipをつけはずしていたこともあったので、そういうときに一瞬ショートしてインダクタに過電流が流れ、内部のコイル線の絶縁が破壊されてショートしてしまったのかもしれません。そのため、DC電源ラインもアンテナになってしまい室内送信の信号レベルが強くなったのでしょう。後日問題のインダクタの外皮を剥がしてルーペで確認してみようと思います。
でもって不良のインダクタを交換したところ、バッチリ直りました。
両周波数のJJYもAlphaもよく聞こえるようになりました。もちろん136kHzの信号もです。Mini-Whipはもう一台分の基板も起こしているので、これに前段にはLPFを、出力側に中波放送帯のトラップもしくはLPFを装着してVLF/LF対応にしようと考えています。
Raspberry Piでは音声入力端子がないため、700円くらいで購入したUSBサウンドアダプタを装着しました。
アキバで購入した安価なUSBサウンドアダプタ 中はほとんどがC-Mediaのチップみたいです |
Raspberry Piと接続 |
(詳細は後日改めて報告を)
LOPORAで受信中 上がJA1QUM局 下がJA1RWI局 |
あとは、受信機製作といったところでしょうか。
小野さん 間/JA5FPです。
返信削除LOPORAは面白そうですね。紹介ありがとうございます。
私Raspberry B+を購入、直後に 2B が発売されました。
今は、PiFmで可変周波数FM送信機を体験しています。
次は、WsprryPiでWSPR15を送信したいです。
一旦Linuxを去りましたので、再勉強が必要です。よろしく
ご指導ねがいます。
間さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
削除LOPORAはpython上で動作しますが、自分が所有しているRaspberry Pi Bでは少々厳しいので2Bの換えてみたいなと思っています。そのほかにGTK+上で動くglferというのもあります。こちらは送信も可能のようです。
WsprryPiちょっと調べてみました。。GPIOからそのままLPFを介して直接アンテナにつながってて出力は5mW程度とのことで、アンプも何もないただLPFがRaspberryPiにつながってるというのがすごく面白いです。
こちらこそよろしくお願いいたします