2015年2月8日日曜日

475.5kHz帯試験電波受信と仮グラバー立ち上げ

昨日475.5kHz帯の変更許可を受けた局が試験電波を出すということで、PA0RDT mini-whipにFT-850直接受信という設備で音声とArgoでワッチしておりました。
CWはうまく聞こえませんでしたが、472.5kHzで断続するキャリアを受信しQRSSかDFCW信号と考えArgoで追ってみました。

DFCW30信号 IDの後半が映っています
受信ダイアル周波数を472.00kHzにセットしUSBモードにしたつもりでしたが、CWモードになっていたため700Hzほど表示が上にずれています。差し引くとほぼ472.5kHzのシフト幅1HzのDFCW30信号が記録されました。7L1RLL局のIDです。

今回は関東での中波放送で954kHzと1422kHzが各々2倍高調波、3倍高調波によるビート障害を生ずる可能性を考え、辛うじて両方回避できそうな472.0kHzから472.5kHzを選ばれたのだろうと思われました。

 それにしても475.5kHz帯は意外ににバンドが広い(9kHzもある)ので、通常の受信機ではUSBモードでも帯域フィルタの幅が2.4kHzに制限されかつArgoもウインドウ幅が最大5kHzなので136kHz帯(バンド幅2.1kHz)と違ってバンド全体を同時にワッチすることが難しいです。ここは専用のSDRが欲しいところです。Spectrum labならIQ入力対応なので、IQ出力なコンバーターを自作しようかな...

とりあえず今週も11日が祭日だし試験運用もあるらしいので、今週いっぱいくらいを目処に仮グラバーを構築してみました。

受信はNRD535無印 472.000kHz固定 USBモード バンド幅wide AGCオフ
安く手に入れたCorei3のIntel製小型NUCにArgo, Apectrum labをインストール
ArgoはCWモード Spectrum labはQRSS/DFCWモードでそれぞれ定時capture
 TX-500にダミーロードをつなげて3WでDFCW10送信しちゃんと映るか確認しました。アクティブアンテナを使用していますが、強力な中波放送の信号により受信機のフロントエンドが飽和していたので内蔵のアッテネータを効かせています。送信機とアンテナの間に外付けLPFを製作予定ですが、受信用にももう一台製作必要そうです。

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