仮設置した475.5kHzグラバーを監視していると、夕方から夜間にかけて474kHzである符号が見えてきます。
アッテネータ入りでも音声で符号が取れるほどの強さで、"HI"とその影でやや弱めの"JR"の繰り返しが映っています。
いずれもNDBの信号で、"HI"はロシアのハバロフスク(469kHz)、"JR"は中国の良郷(475kHz)のものと思われます。信号は1kHzトーンのA2A形式で、"JR"は下側のサイドバンドを見ていますが、"HI"は上側サイドバンドのイメージ混信でしょう(472 + (472 - (469 + 1))。距離はおのおの約1500km、2000kmほどになります。
昼間は受信できていないのでD層反射によるものでしょうか。良郷のNDBは475kHzともろにバンド内にありますが、ハバロフスクのNDBとあわせてバンドの電波伝搬状況の参考になりそうです。
それにしてもアッテネータを入れてもこの強さ。
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