同調回路は別のユニバーサル基板に組みICソケットを利用してプラグインで追加する形にしました。同調回路モジュールを外してプローブとFET入力部を直結して非同調型に戻したり他の同調回路モジュールに交換したりなど手軽に試せるようにしました。
アクティブ・アンテナコンテストで頂いたシールドコイル2つで複同調モジュールに |
ICソケットを使って簡単に取り外しが出来るようにしてみました |
1MHz幅でスイープ 500kHz以降は40dB以上減衰 |
136kHz帯全域をカバーさせるようにコイルのコアを調整 |
単独の特性が取れたところでアンテナを屋外に出し-20dBのアッテネーターを介してAPB-3の入力に接続し、同調回路有り無しで比較してみました。
こちら非同調版 中波放送帯のレベルは相変わらず高いです |
同調版 中波放送帯は約-40dB以上は抑えられています |
周辺のノイズレベルがもともと高いからなのでしょうか、全体のノイズレベルはあまり変わっていないように見えますが中波放送帯の信号レベルは良く抑えられています。
受信機のSメーター上でも非同調型では軒並みプラス50から60dBと強力に入感する放送局も辛うじてS9に届く程度に下がっていました。
同調範囲の136kHz帯ではノイズレベルが下がっており(S6からほとんど振れない程度に低下)、初めて自宅でJP1ODJのCWビーコンを受信することができました。
Sは振れませんがノイズが少ないのでしっかり聞こえています
フロントの同調回路付加でこれだけ結果が違うと、さらに受信機手前にLPFを付加する意味がどれだけあるのかどうかはなんともいえませんが、いずれ実験しようと思います。
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