WSQのモデファイ版をPCにダウンロードしてUSB経由でIC7200Mに接続し、USBデータモードにして音声入力をUSBに指定、WSQの設定でaudio input/outputをUSB sound codecに指定するだけで準備は完了です。COMポートを指定するとリグの送受切り替えもできるようなのですが、IC-7200MのUSBシリアル変換器がつながっているCOM3ポートを指定してもソフト側で制御できないため本体マイクのPTTスイッチで当座手動で送受切り替えをしました。
30日の20時ごろから1.9076MHzでしばらくVVVを出していましたが、掲示板などの情報によると1.909MHzでCQなど出ているとのことでQSYしワッチすると、JA1PKG局がCQ出されていたのでコールしてみました(Po30W, Antenna 9mH SRA)
中段でJA1PKG局からのコールバックあり |
使用した感触としては自宅ではノイズの関係でデコードはかなり難しいと考えられました。その後twitterで10MHz帯へQSYのリクエストがあり、JJ2RON局、JE4SMQ局2局とQSOトライしましたが、さすがに10MHzとなるとQRHにより信号がしばしばデコード枠をはみ出しこちらもデコードが厳しかったです。
ゴミ文字はアルファベットの小文字が多く(小文字は1シンボル、大文字そのほかはほとんどが2シンボルのためではないかと思われます)、使用アルファベットを大文字にしてみましたが、文字化けなどやはりなかなか全部おがきれいにデコードするというわけではなく、さらに設定の吟味が必要に思えました。
136kHzでWSQによる交信が行われたようですが、さしあたって136kHzではGenesisRadioG11を使ってWSQの運用をしていこうと思います。TX-136の場合は33シフトをRS232Cシリアル通信で直接DDSに周波数レジスタ変更コマンドを送ることで実現できます。以前のWSPR,DFCW用にシフトコマンドをTX-136のファームウエアに追加変更しましたが、このままではステップが荒いため、DDSの周波数レジスタを最小単位で変更できるように新たにファームウエアを変更する必要があります。当然コントローラーのプログラムも変更が必要です。
G11ではvirtual audio cableを使ってSDRソフトとWSQ側を接続しサンプリングレートを96kHz、バッファを最大の2048KBにして送信も問題なくできるようになりましたが、相変わらずWSQ側で送受の切り替えができないのが不便でした。
送信出力は7~8Wとちょっと心もとないですが、移動運用のときにG11も持参してWSQの追試を行おうと考えています。
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