2014年10月12日日曜日

475.5kHzアンテナ用ローディングコイル完成

週末は全市全郡コンテストでしたが、日付が変わる前後の1時間ほど80mCWで呼び回りしてあとは475.5kHz帯アンテナ用のローディングコイル製作を進めていました。

結局バリオメータ用のサブコイルをVU-60(径76mm)塩ビ管に変更して巻きなおし単独で256μHと若干インダクタンスが増えました。塩ビ管はホームセンターで50cmから1ないし2m単位で売られていますが、サブコイルの枠として6cm長にカットしてもらおうとしたらあるところでは9月で塩ビ管などのカットサービスが終了、別のところでも木材以外カット不可、また別のところでは直径5cm以上は不可ということで自力でカットしなくてはならなくなりました。仕方がないので塩ビ管専用のパイプカットソーを購入しカットしました。

自力で切るのが面倒というよりも、手で引くのこぎりは材料をまっすぐに切るのが難しくて、専用機械でカットしてもらったほうが斜め切れがなく良いのです。

ホームセンターも以前は工作材料の品揃えやサービスも充実していたのに、ここのところ通販関連に売り上げを奪われ経費削減の方向なのかどんどん縮小して、加工された生活用品が売り場を占めるようになってしまっている印象でなんとも寂しい限りです。

それはさておき、とりあえず完成しました!



上はコイルを上から眺めた図。中にバリオメータ用のサブコイルが透けて見えますね。下は蓋を外して下から眺めた図。サブコイルの中央にプラスチックのビスを両側から突き出してそれを軸にし、片方に赤いスプロケット(大)を取り付け。手前に6ミリ径の調整用ツマミを取り付けたシャフトを通すアクリルパイプをサブコイルの回転軸受けのアクリル板に通して固定。シャフトの片方にはスプロケット(小)を取り付けスプロケット(大)とともにラダーチェーンをかけます。回転機構を取り付けたサブコイルをメインコイル内に納めてプラスチックビスで固定しサブコイルとメインコイルを配線し完成。

ラダーチェーンとスプロケットを含めビスにもプラスチックを使用するなど金属部品を極力排しましたが、無茶しなければ強度的にも問題なさそうです。

減速機構を兼ねてプーリーにしようと思いましたが、ゴム劣化によるベルト切れや滑りが心配だったので、減速比が1:1.5と低めですがチェーン式にしました。

完成後LCメーターでインダクタンスの測定行いました。





最小インダクタンスは約536.8μHとなりました。



最大インダクタンスは1301μHとほぼ予測通りとなりましたが、1500μH(12m傘なしバーチカルの必要インダクタンス)にわずかに届きませんでした。





しかしながら、これで136kHz帯運用での傘2条12mバーチカルアンテナを流用することが可能になりました。時間があればエアバリコンで475.5kHz帯に同調させたときのQ値を測定してコイル抵抗とアンテナ入力抵抗を予測してみたいと思います。

とにもかくにもこれで、来週の千葉コンの前に475.5kHz帯アンテナ実験が出来そうです。

それはそうと台風19号が通過したあとの障害が心配です。当日の天気は大丈夫だと思うんですが、18号通過後の12県内の道路障害がまだ残っているようなので、この上19号で障害が広がったりすると移動予定地まで果たしてたどり着けるのかどうかなんともいえない状況になるやも知れません。実際困難であれば他の移動候補地への移動も念頭におかなくてはいけませんね。当日はアクアラインマラソンなんていうイベントもあるしなぁ...^^;

2 件のコメント:

  1. FBなバリオメータ出来ましたね。こちらも昨年作った476kHz用のコイルがコアの出し入れ式で移動時に調整がしにくいためバリオメータに変える予定です。

    こちらのホームセンターSVHではVU150でも切ってもらえるので助かっています。パイプやアルミバー、木材の細いものは自宅のチップソーで切っています。

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    1. GYEさんこんにちは。コメントありがとうございます。

      メインコイルのボビンとして用意した容器の高さがぎりぎりだったものですから、なんとかサブコイルが収まってくれてほっとしていますhi
      DVD100入りスピンドルケースを使えばもう少し高さ的にも余裕があったかもしれません。

      32mm径以内だったらパイプカッターを使ってまっすぐ切れるのですが、鋸は難しいですね。練習あるのみです。

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