2015年1月2日金曜日

明けました!

年が変わりました。明けましておめでとうございます。

昨年末最後の投稿に続き今年の目標というか予定のようなものを。

1.136kHz用の新型ローディングコイル作成
 主コイルとバリオメーター用の副コイルの線材にリッツ線を採用してコイルの高周波抵抗を出来るだけ低減した可変ローディングコイルを作成して無負荷Q600以上を目標にする。先に完成した475.5kHz用のバリオメータで採用した方法で減速機構と端子を除いた金属フリーも実現する。絶縁インピーダンス変換トランスと高周波電流計が内蔵できるようなスペースも確保したい。

2.JUMA TX-136/500の本体ファームウエア 独自改造
 1Hzステップチューニングと表示がわりと簡単に実現できたので、引き続きQRSS/DFCWモードの追加、ビーコンメッセージの本体単体での入力登録を可能にする。そして先にプログラムしたWSPRシンボルエンコードソフトを組み込みWSPRの単体送信の実現とGPSの内蔵、GPS同期による送出タイミング制御、GLの自動計算を。もちろんいままでのRS232Cでつないだ外部コントローラも使えるようにする。

 1.2.についてはできれば関西ハムシンポジウムにあわせた移動運用の日程までに実現を。

3.PICを使った機器の自作
 昨年はキーヤーを作ってキットを頒布したが、DDSVFOやQRPトランシーバーをまとめてできればキット化もしてみたい。

4.移動運用
 主に136kHzが運用できそうな場所を探していろいろなところで移動運用したい。昨年の千葉コンでは実験的に160m用のローディングコイルを136kHzのそれと交換してQRVしたところ使えそうなので、7MHzから136kHzまでマルチバンドのサービスをしたい。

5.475.5kHz帯免許
 半径200mルールという厳しい条件を満たす運用場所を選定して免許をおろしたい。TX-500の本体改造は済ませているが(バンド外送信禁止処理と出力制限)追加LPFの製作は必要と思われる。

6.CWオペレートの向上
 特に受信。iPhoneのCWヒアリング練習ソフトで随時練習中であるが、符号にもよるがコールを一発で取るのがまだまだ怪しい。和文の練習もしたい。

7.そのほか
 PA0RDT mini-whipの応用で、JA1DI局が過去MJ誌で発表されたJFET1石を使ったノイズキャンセラーを組み合わせLF帯での受信ノイズ対策が出来ないものか、mini-whip自身もアイソレーショントランスをうまく使ってノイズ低減したり、2台のmini-whipを地上高に差をつけて設置してノイズキャンセラーを使ってノイズ低減が出来ないか...などなどいろいろ思い描いているところを実験に移す。
 あと、いままでブログでは扱わなかったけれどSRAの検証を。小型アンテナとして注目して各バンドを自作したが、実際に使っているのは1.9MHzバンド用でそれ以上の短波帯にはセンターローディングモービルホイップというのが現状で、性能と設置のしやすさのバランスからそのような使い分けになっている。以前自作CMCをアンテナ本体直下に近い位置に挿入したところアンテナとしての役割をなさなくなってしまったが、アンテナアナライザのインピーダンス、リアクタンス曲線を見ると共振点での振れ幅が非常に小さくなっていたので同相電流カット以外にもCMC挿入自体の本体への影響が大きいかもしれないと考えていた。なのでCMC挿入ポイントをある程度いくつか設定してデータを取ることと、シリンダがワンターンコイルとみなすのであれば、シリンダを縦にひと筋切断したらどうかとかシリンダに底板をつけたらどうなるのかなどやってみたい。

そんな感じで行ってみましょうか。

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