QRSS/DFCWに続きWSPRモード(WSPR-2 WSPR-15)をJUMA TX-136/500のファームウエアに追加しました。
昨年PIC用に書いたWSPRエンコーダーを取り込み、生成されたWSPRシンボルの送信手順とWSPR用のキャラクタ入力編集保存機能を付加して送信機単体で各モードのビーコンが出せるようになりました。ただしGPS同期機能は未実装なので、送信タイミングは時計を見ながら手動になります。
次はGPS同期を実装しようと考えています。1PPS出力がついているGPSモジュールが望ましいですが意外と見かけないです。なので1PPS出力がなくまた安いモジュールでも十分同期が取れるようにしたいところです。
操作法はこんな感じにまとめました。
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電源ON、タイトル表示後 |
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CONFIGボタン長押し後設定メニューを送り送信モードをWSPRに選択 |
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次の設定メニューに編集設定がでてくるのでEnterを選択しCONFIGボタンを長押し |
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コールサイン、GL、出力(dBm)をCWスピードボタンで選択し |
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順々に1文字ずつCONFIGボタンを押して入力 |
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文字をすべて入力したらCONFIGボタンを長押しし確定、EEPROMへ保存 |
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保存後送信スタンバイ画面へ移行 |
1回EEPROMに保存されれば、書き換えるとき以外は編集はスキップしてそのまま送信が出来ます。まだGPS同期がついていないので、時計をにらめっこしOPERボタンを長押しして送信スタートとなります。
で、実際ダミーロードにつないでWSPR-2で送信したものをWSPR-Xでデコードしたのがこちら。
というわけで一応の目標までは到達しました。不具合などの調整が済んだらJUMAのフォーラムにも投げてみようと思います。あとはGPS同期とGLの自動計算、モードにあわせた運用周波数の自動移動など盛り込む予定です。
素晴らしい機能ですね。
返信削除GVYさん、こんにちは。
削除ありがとうございます。あとはOPERA追加も、とは思っていますがエンコードの部分の解析ができていないので(とはいってもコールサイン部分だけなのでPCで生成したコードを入れてしまえば良さそうですが)保留にしています。ともあれこちらのブログかJUMAフォーラムにこのファームウエアをあげてみようと考えています。
是非両方にあげてください。 フランスの彼にも刺激になると思います。
削除これだけ機能があると便利に使える一台になりますね。
そうですね、まだまだ改善点はありますが近々あげてみます。これら機能追加でもdsPICにはまだまだ余裕があります。
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