もともとTX-136/500はCWビーコンを内蔵しており最長で0.1WPM(≒QRSS12)まで送出可能なのですが、実際に136kHz帯で使われるのはQRSS/DFCWでは30から120までがほとんどです。
昨年はRS232Cで接続したビーコンコントローラでこれらのモードを実現しましたが、今回単体でも送出可能にするべく公開されているファームウエアのソースに手を加えました。
コードについては、オリジナルコードで文字コードとモールス符号の変換テーブルと文字コードを変換テーブルのインデックスに変換する関数を利用しましたが、ビーコン送出部分には手を入れず新たに書いてみました。
文字列は自分のコールサイン固定、速度もQRSS10で固定していますが、QRSS動作を確認できるところまで漕ぎ着けました。
アイドル状態 OPERボタンを長押しして離すと送出開始 |
オリジナルのビーコンと同様に1行目左に文字表示 一番左にdot/dash表示(今はdot) |
Argoで確認中 dot/dash比は1:2(dash送出中) |
あとは速度(10, 30, 60, 120)と文字登録(EEPROMへの保存も)を組み込めば一応実用になると思われます。QRSS部分が出来上がってきたのでDFCW追加は比較的容易になります。
まだまだ細かい不具合も残っているのでコード公開はまだしませんが、WSPR実装の前に解消して公開を考えます。
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