2015年1月13日火曜日

TX-136/500 単体DFCW送信対応と475.5kHz帯免許申請について

QRSS対応に引き続き、DFCW送信対応改造がひとまず完成しました。

DFCW30でID送信中

速度調整もQRSS, DFCWとも比較的よく使われる10, 30, 60, 120を選択できるようにプログラム追加を行いました。

DFCW30をSpectrumLabで受信 dot-dash遷移部がやや重なって見えるので符号判読しやすそう?

dotとdashが入れ替わるところのgapを0にしたので多少判読はしやすくなると思います。

周波数シフトは速度から計算して適当に割り出しているので一般的ではないかもしれませんが、DFCW10で約1.5Hz, 30で0.5Hz, 60で0.25Hz, 120で0.12Hz(DDSの解像度が0.037Hz/1bit程度なので正確には割り切れません)のシフト量になりました。

シフト量は今までの外部コントローラのときに使用した同じ変数を使っているので、外部コントローラーでの操作も引き続き可能になっています。

メッセージ記録用のプログラムもひととおり書けたので、コンパイルして実機でテストに入ろうと思います。

閑話休題。

1/5の申請受付開始から何局かが475.5kHz免許申請を提出されたそうです。136kHz掲示板でも成り行きなどを含めてさまざま意見交換されているようです。

自分はまだ運用場所を探し当てていないので申請に至らず今のところ眺めているだけですが、どうやら免許状に運用場所が記入されるところを見ると、地図で200メートル以内に他者所有の施設が存在しなくても(または存在する施設の所有者に同意をとっても)運用地点自体が公園やら川原で自分の所有でない場合、その所有者の同意が必要というまた新たなハードルが見えてきたようです。

ある意味筋が通っていると思いますが、そうなってくるとたとえば周りに施設が少ないもしくは存在しない別宅シャックのオーナーに運用場所としてのアドレスを貸していただけるようにお願いするなどが現実的なのかもしれません。

はたまた、「移動する局」だったら海上という手もあるような気がするのですが検査ってそういう場合どうするのでしょうか。船を出すとか(笑)総通の担当にちょっと聞いてみたい気がするのですが、海上における通信についてよく調べておいてからでないと迂闊に尋ねたりすると藪蛇になったりするかもしれませんね。

追記:
その後も少しずつですが情報が出てきており、審査形態も変わりつつあるようです。ただ、運用場所については免許状に明記されるのかがまだわかりませんが基本的には条件を満たす場所での申請が望ましいと思われます。 

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